湘南藤沢片瀬山より

 

こんにちは。バランスファクトリーの武衛です。

このブログでも時々採り上げてきたお話ですが、梅雨に入るこの時期になると身体のダルさや頭痛を訴える方が増えます。なかには決まって関節痛や腰痛、浮腫み(むくみ)が出る方もいらっしゃいます。

これらの症状の原因の一つと考えられるのが近年言われている「気象病」です。

ざっくり言うと、急激な温度や湿度、気圧など天気による環境の変化に身体がついていけなくて不調を来す状態をいいます。

詳しいメカニズムや対策はネットでも沢山出ていますが、その中の一つに水分代謝の異常があります。

最近は健康の為に1日1~2リットルの水を飲む方も増えています。私も日頃から1.5リットルは水を飲むように心掛けていますが、この時期はこれがアダになることもあるようです。

乾燥している時期には、それほど汗をかいていなくても肌から水分が蒸発して体内の水分量のバランスが保たれますが、湿度が上がり気圧が下がるこの時期には、肌からの蒸発量が減り、細胞も膨れて浮腫みやすくなるため、体内の水分バランスが崩れて不調を感じるようになります。

 

そこで私自身がこの時期意識的にやっていることは、出来るだけ大汗をかくということです。

休みだった昨日も午前中いっぱい知人に頼まれた片付け作業を行って、照りつける太陽のもとで滴るような汗をかき、午後はそのまま家の草刈りをやって追い汗をかきました。もちろん水分をしっかり補給しながらです。

感覚的には、最初は少し粘りのあるような汗が段々流れるようなサラッとした汗に変わって来ます。

昨日のように日差しは強いけど、日陰に入って休憩すると爽やかな風が汗を引かせてくれるような日に行うのが一番理想的です。

これを2日ほど続けてやると、身体が夏仕様に変化し汗をかきやすくなって、気象の変化にも対応しやすくなる気がします。

今日もこれから午前の休みを利用して家の庭の枝切りを大汗かこうと思います。

 

気象病対策には、疲労を回復する食べ物、規則的な睡眠、適度な運動が大切と言われます。

みなさんも本格的な梅雨に入るこの時期に上手に身体の衣替えを行ってみてください。