湘南藤沢片瀬山より
昨日からニュースでも報道されていますが、11年ぶりに大規模な太陽フレアが発生したそうです。
太陽フレアとは太陽表面で起こる爆発現象のことで、小規模なものは日に3回程度発生しているそうですが、時々今回のようにとても大きな規模で爆発すると強力な電磁波が発生し、地球へも様々な影響が出るようです。オーロラが出やすくなるというような綺麗な影響だけならよいのですが、電子機器が不具合を起こすこともあり、停電や通信障害など困ったことも起こります。
幸いこれまで太陽フレアによる人体への直接的な影響は今のところ認められていないとのことですが、この太陽フレアに限らず、現代社会に暮らす私たちは常に電磁波にさらされて生活しています。
日本ではまだ正式な病気とは認められていませんが、海外では電磁波を浴び続けたことによってよって起こる体調不良の総称を「電磁波過敏症」という病名で診断する国もあります。
電磁波過敏症はアメリカのウィリアム・レイ博士によって命名されたもので、代表的な症状としては
- 頭痛
- 疲労
- 精神的ストレス(いらいら・抑圧・不安)
- 睡眠障害
- 筋肉痛
- 集中力の低下
- めまい
- 吐き気
- 動悸(どうき)
- 消化器の障害
- 皮膚症状(チクチク・灼熱感・発疹など)
- 目の渇き
などが挙げられます。
これらは他の病気でも現れるものなので、必ずしも電磁波の影響とは言えませんが、ほぼ四六時中電子機器に囲まれている現代人にはリスクとして大いに考えられるところです。
電磁波による人体への影響を少なくする方法としては、ネットにも色々挙げられているのでご興味のある方は調べていただくとして、個人的によくやっている簡単なものをご紹介。
【土を触る・裸足で歩く】
電子機器をアースするように、身体に溜まった電気を地面に流します。子供と一緒に公園で裸足になったり、庭の土いじりをしたり、時にはただ地面にタッチしています。
【お風呂に浸かる・海に入る】
電気は水に流れやすいので、お風呂に浸かるとよいという説があります。少し塩を入れるとさらに良いということなので、海の近くに住んでいる利点を活かして裸足で浜を散歩します。
木や岩や土を掴みながら町の電磁波が届かない山に登ったり、先日の宮崎旅行のように数日ほとんど電子機器もない状態で海や川で過ごしていると身体も心もスッキリします。もちろんすべてが電磁波が抜けたおかげとは言いませんが、実感としてかなり効果はあると思っています。
生活が便利になればなるほど増える電子機器。電磁波とも上手にお付き合いしていく方法を見つけないといけないかもしれませんね。