湘南藤沢片瀬山より
◯成長ホルモンとは
私達の体内で分泌されるホルモンは100種類以上にのぼると言われています。その中の一つに成長ホルモンがあり、脳下垂体前葉から分泌され、『若返りホルモン』と言われています。
成長ホルモンとはその名の通り、体の成長と新陳代謝を活発にする働きを特徴としており、
- 老化減少を遅らせる
- 免疫機能の強化
- 脂肪の減少
- 骨密度の上昇
- 運動能力の向上
- 皮膚の弾力の増加
- 各組織の細胞修復
等の働きがあげられます。
この成長ホルモンは思春期をピークに歳とともに減少し、50歳では20歳の1/3以下にまで減少します。しかし、有難いことに幾つになっても増やすことができるのが、成長ホルモンの特徴でもあります。
では、どうやって増やすか?この成長ホルモンの分泌を上昇させるのに効果的な働きをするのが、筋肉が疲労した時にできる乳酸です。
◯加圧トレーニングと成長ホルモン
加圧トレーニングによって筋肉が疲労し出来た乳酸は、血流が制限されているため、外に出ることができず、筋肉の中にどんどん蓄積されていきます。その結果、脳にある脳下垂体が刺激され、成長ホルモンの分泌が活性化されます。加圧トレーニング後の成長ホルモン濃度は『通常のトレーニングの約10倍』、『安静時に比べると約290倍』にもなります。
ウェルエイジングに加圧トレーニングはおすすめです。