湘南藤沢片瀬山より
こんにちは。バランスファクトリーの武衛です。
すっかり暖かくなり一気に半袖陽気になってきましたが、なにやら関東ではインフルエンザの流行の兆しが出始めているとか。。。みなさんお気を付け下さい。
さて、「臓器」というと大抵は心臓や肝臓、肺など、それぞれ独特な形をしていて、違った役割を持つ大きな塊を思い浮かべるかもしれませんが、実は人体最大の臓器と言われているのは毛細血管です。
塊ではないのでイメージしにくいかもしれませんが、心臓から途切れることなく全て繋がっているという点と、血液を身体の隅々に運び、細胞に栄養や酸素を届け、老廃物を回収するという特定の働きを持つという意味では確実に人体最大の臓器と言えます。
毛細血管については以前にも「ゴースト化」のお話で詳しく書きましたが、今回は加齢による影響のお話です。
ある研究で皮膚の毛細血管を調査したところ、60~70代の人は20代に比べて毛細血管が4割も減少していたとのことです。
当然、皮膚だけではなく内臓や脳に酸素や栄養を届けている毛細血管も減少していると思われます。
細胞の一つ一つまで届いていた栄養や酸素が、毛細血管の減少により不足すると、少ない材料で代謝を行わなければならず、徐々に劣化していくことは想像に難くありません。
もちろん、年を重ねることは自然の摂理なので逆らえませんが、運動や生活習慣を選ぶことで、できるだけ毛細血管の減少を抑え、若々しく保つことは可能です。
ご来院当初、血管年齢が実年齢より10歳以上上という診断を受けていらした方が、ほぼ毎週バランス調整術で歪みを整え、加圧トレーニングで筋肉をつけ、マッサージで柔らかくすることで、12年経った今では逆に実年齢より血管年齢が10歳以上若くなり、お医者さんを驚かせている方もいらっしゃいます。
人体最大の臓器である毛細血管をメンテナンスすることは、若々しく病気知らずの身体をキープする為の最大の近道かもしれません。