湘南藤沢片瀬山より

脱水には水分補給

こんにちは。空気中に秋の気配を感じると、つい深呼吸をしたくなるバランスファクトリーの武衛です。

猛暑もピークを越えて過ごしやすくなりつつありますが、皆様お身体の調子はいかがでしょう?

8月後半になり、ご高齢の方を中心に夜中に足がつると仰る方が増えてきました。

お話を伺うと、多くの方が脱水の影響を受けているように思います。

病院で水分を摂るように指導を受けられる方もいらっしゃいます。

少し涼しくなるとエアコンを止めてしまいがちですが、まだまだ気温の変動は激しいので、気付くと脱水症状や熱中症になっている場合もあります。

また、エアコンが苦手で扇風機メインにされている方は、風による蒸発でエアコンよりも脱水状態になりやすいと言われます。

涼しくなり始めたこの時期に足がつりやすくなる原因の一つは脱水症状が大きいと思われます。

とはいえ、お水を飲むのが苦手とおっしゃる方が多く、量もわからないし、そんなに水は飲めないよという皆さんに、私が実践していてお客様にもお話している方法は「出したから入れる」法則です。

不足すると命に関わる第1位は空気ですが、これは皆さん吐いたら吸って呼吸で自然に出し入れされていますよね。

空気の次に命に関わるものは水です。

よく「水分を摂りましょう!」という言葉は聞きますが、これは呼吸のように勝手に取り入れてはくれないので、意思が必要です。

なので、何かの行動の後に「出したんだから」という意識を入れてみてはいかがでしょうか?

例えば、

トイレに行った後に「おしっこで出したんだから、その分水を入れよう」とか、「作業で汗をかいたから、その分水を摂ろう」とか、「扇風機の風に当たったから、気化した分水を飲もう」というように、

何か行動した後にコップ半分から1杯分の水でよいので、飲むようにしてみましょう。

ただ無理をして水を摂るというよりは、失った分を取り戻そうという意識を入れると少し飲みやすくなったりもします。

出来るだけトイレに行きたくないから飲まないという方からは、トイレに行った直後に飲むようにしたら、少しだけ気持ちにゆとりができるようになったというご感想もいただきました。

気温の変化が激しいこの時期、脱水にならないよう上手に水分を摂ってお過ごしください。