マスクと温暖化

湘南藤沢片瀬山より

 

こんにちは。バランスファクトリーの武衛です。

寒さが一転、初夏のような暖かい日が続きましたが、おかげで花粉の量も増え目がかゆくてしょぼしょぼしてしまいます。

最近、血圧が上がったり、頭痛がするとおっしゃる方が立て続けにみえました。

かく言う私も夕方になると頭痛がすることが多くなりました。

私の場合は対処法はわかっていて、マスクを外してしばらく深呼吸をすればだいたい頭痛は治ります。

要は、マスクによる二酸化炭素過多で起こる頭痛のようです。

一日マスクをして施術していると、耳にかけているゴムの影響もあり、どうしても後半は頭痛が起きる確率が高くなります。

 

私たちは呼吸をすることで血中に酸素を取り込み、二酸化炭素を排出しています。

マスクをしていると、吐いた二酸化炭素をすぐにまた吸い込むことになり、酸素が少なく二酸化炭素の多い空気で呼吸し続けることになります。

また、マスクをすることで36℃の体温の人が、口元は40℃にもなるといわれ、軽い熱中症のような状態にもなりかねませんし、二酸化炭素過多により脳への酸素供給が減り、より多くの血液を送ろうと血管が拡張することで頭痛も起こりやすくなります。

当然、脈拍や血圧、ひいては心臓や肺にも影響が出ると指摘する専門家もいらっしゃいます。

 

コロナ禍で飛行機や船舶が止まり、工場などの生産活動も激減し、人間の経済活動による二酸化炭素などの排気ガスが激減しているせいか、空気が澄んで空は毎日とても綺麗に見えます。

逆に、コロナのせいで一人一人がマスクで口元温暖化しているとはなんとも皮肉なものです。

 

最近では散歩中や、一人で車の運転をされている時でもマスクをつけたままの方が増えてきています。

折角綺麗になった空気なので、身体のためにも人がいないところではできるだけマスクを外して新鮮な空気を吸いたいものです。