台風16号

湘南藤沢片瀬山より

 

こんにちは。バランスファクトリーの武衛です。

毎年1回はこの話題を投稿していると思いますが、大型の台風16号の接近が数日後に迫っていることもあり、予防法なども含めて再度おさらいです。

気圧の急激な変化によって起こる身体の不調に「気象病」というものがあります。

その中でも、痛みや気分障害に関するものを特に「天気痛」というそうです。

原因は、気圧の急激な変化(特に下がるとき)によるもので、人間の身体は耳にある内耳でその変化を感じ取っていると考えられています。

気圧により内耳が刺激されると、人によっては交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、前者は頭痛や古傷の痛み、後者は倦怠感や気分の落ち込みなどを引き起こします。

予防法としては、乗り物酔い用の酔い止め薬や漢方のめまい薬を飲む方法。耳栓や手の平を耳に押し付けて気圧の変化を和らげる方法などがありますが、個人的にはマッサージによる血流改善がお勧めです。

天気が急変し、雨が降りそうで降らないような日は、当日予約のお客様が増えます。

多くは頭痛や肩こり、気分の落ち込みなどですが、マッサージで全身の血行を促し、最後に頭部を少し長めに施術すると、ほとんどの方は終わるころには痛みも治まり、気分も晴れて帰られます。

もちろん、ご自分で耳周りのマッサージをしたり、少し温めてあげるだけでも効果があるので、今週末にかけて台風の接近が心配な方は是非試してみてください。

今回の16号、直接の上陸はなさそうですが、進路によってはかなり関東に影響が出そうなので、どうぞ皆さんご安全にお過ごしください。